歴史を導くもの

 国会の解散が為政者によってなされてから今日まで、国民の目にはあまりにもめまぐるしい政治家たちの動きが日々マスコミによって伝えられています。それを見ながら、とかく権力争いのみにくさに、この国はだいじょうぶだろうかと思わされることです。

 このような喧騒の中で、歴史を正視しようとしない国家主義的な発言や動きが見え隠れしていることに心を痛めます。こうした空気の中で、民心はどこに向かうのでしょうか。この意味で、このたびの選挙は、候補者もさることながら、わたしたち有権者が試されているのだと思います。

 なかなか明るい展望をもつことができませんが、国家百年を見据えつつ、歴史の主である神のご支配を仰ぎつつ、粘り強く進みたいものです。