おまけのバラ

  気候の変動はこまったものです。暑さも、寒さも、雨も雪も、何十年ぶりというような極端な状況を呈してきています。動植物も対応にこんなんしていることでしょう(もちろんわれわれ人間もですが)。

 けれども、面白い一面もあるのかも知れません。この秋、筆者が面倒を見ているバラに異変がありました。

毎年初夏に大輪のピンクの花をいくつかつけて楽しませてくれています。下記は結構長く、ひと月近く楽しませてくるのですが、四季咲きできないのでしょう、花が終わるとそれきりでした。ところがです。ここにきて、根元から新芽が伸び初め、やがてその先端につぼみがついたのです。長く栽培しているのですが、こんなことは一度もありませんでした。驚きました。

 もしかしたら、この夏の気候不順がいたずらしたのでしょうか。

前半ほとんど晴天がなく、蒸し暑くありました。後半、晴れ間は

見せたものの、気温はいま一つであったと記憶します。

こんな天候の影響で芽が出て来てしまったのでしょうか。

 ともあれ、花好きの筆者としては予想外のうれしい出来事では

ありました。咲いたらまたお目にかけましょう。