剣を取る者は

隣国では、ひたすら核兵器の生産に取り組んでいるようです。これそが立国の道と信じてやまないようです。その勢いにあおられて、関係国も振り回されます。ともすると、戦争待望論が頭をもたげかねない実情です。

 確かに、目の前の危機に対しては現実的対応を昌くせざるを得ないでしょう。しかし、所詮、武器は武器、人殺しの道具です。武器によって真の平和がもたらされるはずもありません。イエスの言葉にあるように「剣を取る者は剣で滅びる」のです。

 関係国が、互いの威嚇によってではなく、知恵を尽くして共存、共栄の道を求めるようになることを願ってやみません。