真実

 昨年から今日まで延々と続く、政権と議会、あるいはマスコミとのやりとりを見ていると、やりきれないものを感じます。納得のいく解明がなされないということもありますが、それより、政権の側に「真実」というものに対する畏敬が何ら感じられない、というところにその原因があります。いかに追及から逃げ切るかという意図しか伝わってきません。

 一国の上に立つ人々がこのようなことで、国は立ち行くのでしょうか。社会は空疎化、弱体化しないでしょうか。へたな芝居を見させられる子どもたち、若者たちが、まともに社会をになう人材となれるのでしょうか。