科学と哲学

ノーベル賞物理学者、南部陽一郎氏が書かれた量子力学の本を以前読んだことがありますが、その中出氏は、科学と哲学をめぐる欧米の伝統について何度か触れています。

日本ではあまり注目されないのだが、と。

 科学と価値観、人生観とは切り離すことができません。昨今、内外の軍事予算と科学研究との接近が注目されています。こうした状況を見るとき格別に、科学者は哲学者でなければならないのだ思わされます。

哲学なき科学は盲目です。確かな価値観、人生観をもたない科学は、人類に対する責任を全うすることは

                                                できないでしょう。