忠実な礼拝

ある身近な教会の礼拝にご奉仕させていただく機会がありました。その教会には、以前よりお知り合いのご高齢の方がたが集っておられます。御教会は、数年前に牧師が交替されました。今回、お久しぶりのお邪魔させていただきましたが、その皆様がお元気でおられるかどうかと思いつつ楽しみに出席させていただきました。

 その日、礼拝が始まると、そこには九十代になられる方々を始め、そのご年配のみなさん、列席しておられました。静かに御席について、集いを守っておられます。やがて礼拝が終わると、昼食の御用意がありました。これらの方々も残り、他の皆さんと同じように、自己紹介してくださいました。やがて集いが終わると、言葉少なにご挨拶をされて、帰宅してゆかれました。

「いつも、礼拝でそのお背中を見るだけで、どれだけ励まされるでしょうか」と、ある役員さんがしみじみ話しておられました。

 毎週毎週ささげられる礼拝です。その積み重ねが、どんなに尊いことでしょうか。また、忠実に継続するその一回一回の礼拝が、信仰生涯にとってどんなに大切なことでしょうか。教会は、こうした礼拝者たちによって、生かされているのですね。