人生と時





















                  人生と時


 目先の用事に追われているうちに、気がつけば10月も終わり。信じられないくらいの時

の流れの速さです。自分に残された人生の時間は、たとえ何年であろうと決して十分長いものではないでしょう。時間の用い方を考えさせられます。

 散歩で時々顔を合わせる知り合いのおじいさんがいます。「近くに公園があってありがたいですね」と声をかけると、「ええ。公園がなければ、時間をもとあましてこまってしまいます。」とのご返事。それも微妙だなあ、とこちらはちょっと複雑なきもちになります。

 時間のもつ意味は、ひとりひとりの人生にとってほんとうにさまざまだなあ、と考えさせられます。