人生の時を識る

新緑の公園を歩いて行くと、園内にある近くの小学校の学校田では田植えに向けて「田起こし」が始まっています。昨年やはり田植えから収穫までの様子を通るたびに見ていたので、今年ももうそんな季節かと、時の流れのはやさに驚いてしまいます。

 一年がこんなに短いのですから、わたしたちに与えられた人生の日々もまたたく間に過ぎてゆくことでしょう。それはわたしたちに一種おごそかな気持ちを起こさせます。神さまから与えられた限りある「時」を無駄にしてはいけない、与えられた自分の「分」をいかにかしてまっとうさせていただきたいと。

 お互いに限りある人生の時を知り、悔いのないようにしたいものですね。